Phase1発売当時のエンジン・バリエーションは、フィアット製2バルブツインカムのターボとノンターボ、PRV(プジョー・ルノー・ボルボ共同開発)製V6と2.5Lターボディーゼルで構成された。

i.e.turbo :DOHC4気筒1995ccターボ165HP/5500rpm 26mkg/2500rpm
i.e.    :DOHC4気筒1995cc 120HP/5250rpm 17mkg/3300rpm
6V    :SOHC 90°V6気筒2849cc 150HP/5750rpm 24.5mkg/2700rpm
Turbo ds :SOHC4気筒2445ccターボ100HP/4100rpm 22.1mkg/2300rpm




Phese2の時代には4気筒が16バルブ化されると同時にバランスシャフトを備え、高回転型で滑らかな回転フィールを得る。2バルブモデルも本国では残されたため、エンジンのバリエーションは最も豊富に選べる時代となった。

i.e.16v   :DOHC4気筒1995cc 150HP/6000rpm 18.8mkg/4000rpm
turbo16v  :DOHC4気筒1995ccターボ185HP/5500rpm 32.6mkg/2500rpm


8気筒32バルブを意味する「8.32」には、フェラーリエンジンが奢られた。Ferrari 308 QV用をデチューンし、90°クランクから180°クランクに改められた8.32のエンジンは308よりも低速トルク型で、振動の少ないものになっている。

Phase1:
DOHC V8気筒2927cc 215HP/6750rpm 29mkg/4500rpm
Phase2:
DOHC V8気筒2927cc 200HP/6750rpm 26.8mkg/5000rpm




Phase3になって8.32は廃止され、一方PRVのV6に代わってアルファ製3.0V6が積まれることになる。164用のエンジンだが24バルブではなく、SOHC12バルブが採用された。オールアルミのアルファV6は快音を発し、極上のフィーリングを味わせる。黒い結晶塗装が施されたヘッドカバーやエアチャンバーは見た目もしっかりランチア用にしつらえてあるし、音もアルファロメオよりマイルドだ。
Phase3では4気筒ターボもさらにパワーアップされ、205HPに達する。

3.0V6 LS:OHC V6気筒2958cc 175HP/5500rpm 24.9mkg/3750rpm

turbo16v LS(Phase3):DOHC4気筒1995ccターボ205HP/5750rpm 30.4mkg/3750rpm