フェーズ2になって、4気筒ツインカムターボは16バルブ化され、さらに高性能化された。出力は、185HP/5500rpm 32.6mkg/2500rpmまでアップし、まさに「羊の皮を被ったオオカミ」という表現がふさわしいクルマである。このエンジンはつまり、デルタインテグラーレ16vと同じエンジンであると言えば高性能さが窺える。しかし実際には、デルタよりもテーマturbo16vの方が先に搭載されており、デルタと同じという表現は正確ではない。テーマと同じエンジンがデルタに積まれたというのが正しい。ラリーで勝ち続けたデルタを見るにつけ、この事実はテーマターボオーナーの密かな誇りであった。本当に密かではあったが。
フェーズ3では、さらにパワーアップは進み、205HP/5750rpm 30.4mkg/3750rpmを発生する。このフェーズ3 turbo16vは、日本では最もレアなテーマである。LSグレードが少数輸入されたが、LXともなると1台か2台ではないかとされている。最終型のテーマturbo16v LSは最もスポーティで希少なテーマであると言える。