PRV製V6 2.85リッターを積んだこのモデルは、フェーズ1では6V、フェーズ2ではV6と呼ばれた。
イタリア本国では2リッターを超えると極端に高い税金が課せられるため、この2.85リッターのV6モデルは主にドイツなどへの輸出用と考えられる。
日本には、オートマチック専用として輸入され、マニュアルを選びたいときはターボ、ATを選びたいときはこの6Vを選ぶことになる。
実はこのPRV製V6はタイミングベルトではなく、チェーン駆動。イタリア車お約束の恐怖のベルト切れがない。やはり耐久性重視のプジョー/ボルボの設計だからか。細かい点では、オイルパンのドレンコックがこれもイタリア車お約束のヘキサコレンチではなく、普通のボルトである。
エンジンのフィールもいたってジェントル。イタリアの熱い心臓とはひと味違う。そんなところがかえってテーマとはマッチしている気がするし、スタイルでテーマを選んだ人にもイタリア車のマナーを強制しない。最も実用車として乗れるテーマといえそうだ。