Phase3になって、PRVのV6に代わってアルファ製3.0V6が積まれることになる。164用のエンジンだが24バルブではなく、SOHC12バルブが採用された。オールアルミのアルファV6は快音を発し、極上のフィーリングを味わせる。黒い結晶塗装が施されたヘッドカバーやエアチャンバーは見た目もしっかりランチア用にしつらえてあるし、音もアルファロメオよりマイルドだ。しかしながら、さすがにアルファV6であり、ATながらもスポーティな走行が可能である。
外観においてはフロントバンパーにコーナリングランプが追加されたのが最も大きな変化である。それにともない、バンパー自体の形状も変化し、丸みを帯びた。リアバンパーも微妙に変化し、下部のブラックアウトは無くなった。他にはラジエターグリルがメッキとなり、リアのトランクリッドからはプレスラインが消えた。
歴代テーマの中で、この最終型V6LSは最もゴージャスな装備と外観を持っており、ボディの強化・アルファエンジンと相まって最良のテーマであるという声も多い。